■ 京都は雪が降っていた。
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2006年01月08日(日)
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豊田勇造さんに会いに新幹線に乗って。 歌を歌い始めた私に、豊田勇造さんの歌を教えてくれた人と一緒に。 豊田さんはいま、タイと日本を行き来しながら歌い続けている人だ。 30年前はその張り詰めた歌う姿に誰も声がかけられなかったという。 そんな昔をまるで知らない私が『ある朝高野の交差点近くをうさぎがとんだ』という曲に魅せられ その歌を自分で歌うようになったことが今回の京都行きのきっかけだった。 もっと大きな会場でバンドでも歌う豊田さんだけど、 ギター1本で歌う姿が見たくて「のん」を訪ねた。 豊田さんは1人で歌ってるんではなかった。 ギブソンJ-200と一緒に歌っていた。 男の人が楽器を持っている姿に色気を感じたのは 昔N響で徳永次男がバイオリンを持ってる姿を見て以来だった。 豊田さんは私が「うさぎがとんだ(略してごめんなさい)」を歌うことを快諾してくれた。 しかもそこにいた色んな人に私を紹介してくれた。 芥川の「蜘蛛の糸」を時々思い出す私にはとてもとても有難いことだった。 今年中に豊田さんと一緒の舞台に立てますように……長岡天満宮にお参りして帰京した。
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