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みなみた日記

今日、かんじたこと


原作の力 2009年05月31日(日)

山月記。
中島敦が書いた渾身の作品。
教科書にも載っているらしく知る人が多い。
そして、だれもが「自分に思い当たるふしがある」というのだから不思議な作品です。
そんな作品にメスを入れている私たちの朗読会ですが反響の大きさに驚いています。
これはひとえに「作品の持つ力」だと改めて思います。
今日は昼間、ときならぬ大雨に見舞われたお客様たち・・・ありがとうございました。
その中で早くもBlogで紹介して下さった方がいます。↓  ↓   ↓
http://toshiko72.blogspot.com/2009/05/blog-post_31.html

ネタばれあり注意↑↑

今日の反省会は明日開演前に。
共演の小野田さんから厳しく(!?)言われてます・・・・ハハッ。(m__m)

いよいよ明日は 2009年05月30日(土)

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三軒茶屋の「まよるか」で小さな朗読会:山月記:を開催します。Featuringジァンジァン(20世紀、渋谷にあった、最高の空間・・・毎晩のように芝居やライブが行われていました。山手教会の隣にありました。・・いまやその跡地にクラシックスという空間がありますが、劇場の持ってる体温は当時のジァンジァンとは比べものになりません)!!

アイテムその4
3月の日記でも紹介した“シルバ”。デビューです★

最近雨続きで寒いので、鼻風邪にはお気をつけあそばせ。

竜さんと 2009年05月28日(木)

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久しぶりに竜さんと会いました。
竜さんは写真の公演ともう1本の公演を開けるまで昨年末から超過密スケジュールでなかなかお会いする機会がありませんでした。
久しぶりにゆっくりお話した他人(変な言い方ですが)が竜さんでヨカッタ・・・と思いました。
先日足を運んだ音楽イベントでは、友達だと思ってた人たちとも上手く喋れずに気おくれして(たぶん自意識過剰のなせることですけどね)。
色々感ずることあって、この舞台を見る前も見た後も非常に凹んだので、終演後の、とりとめないお喋りに救われたというか・・・。

「わたし」は「社会」と首の皮1枚でつながってる

そんな実感も糧にして
5月31日、6月1日は「山月記」に向かいます。
本日は少し冷たい雨。

その3 2009年05月26日(火)

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大切な音。

今年に入ってから一度鳴らなくなった音。

名古屋まで修理に出して、すっかりきれいになって帰ってきました。

公演の最終章を飾ってくれます。

どんな音なのかは…お楽しみに。

その2 2009年05月23日(土)

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公演を彩るもう一つのDishです。
作品の中に詩が出てきますが、その詩を視覚的にしてみました。
詩は、目で読まれることを、そして音で読まれることを、いつも待っているような気がします。

それにしても
最近風が強い日が多いですね。
おとなりさんは「風の谷のナウシカじゃないけれど・・」と表現しておられました。私は微かに「風の又三郎が出てこないかな」と思っていました。
自然現象にも、いのちを感じる日本のアニミズムが好きです。

さ、稽古、稽古。

つづき 2009年05月19日(火)

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今日は、会場を飾るオブジェの打ち合わせ。

続々とお地蔵さんたちが集まってきた。
会場にあるいくつかのテーブルに
それぞれのチーム(?)でその御姿を現して下さいます

昔話に「笠地蔵」ってのがあったなァ。
あのお地蔵さんもチームで動いてなかったけ・・。

ともあれ、楽しみです。

ソフト(内容)も日々脱皮中。
それに当たっては齢84歳:元NHK放送劇団出身の大先輩の指導を仰いでおる訳であります。

今日のひとこと「言葉に敬意を持て」
ことばに敬意を!!

ひとには感謝を!!

その1 2009年05月18日(月)

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熱気その1:は。

当日、会場のお席のところどころで皆さんをお待ちしている小さな木彫りの“お地蔵さん”たちです。

それが
大きかろうと小さかろうと、
古かろうと新しかろうと、
掘り起こされたモノにはそれぞれの命が宿っています。

彼(彼女?)らが2日間の朗読会場を
あっためてくれていることは確か・・・です。

しゃらくさいかもしれませんが、「命」を感じに来て下さい★

山月記MODE 2009年05月17日(日)

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“小さな朗読会”「山月記」の本番も近づき、
稽古が佳境を迎えています。

今回は朗読・・とは言っても各方面の方々に応援してもらっていて、三軒茶屋の会場はそんな熱気に包まれる予定です・・。

どんな方面か、って?

明日から少しずつその熱気を紹介したいと思います。

お楽しみにー。

青山墓地に立つ 2009年05月13日(水)

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佐世保から“カメ”がやってきた。

かなしい目をして青山墓地の桜の木の下で並んでた。

私も30分一緒に並んだ。

とりとめもなくぽつぽつと、でも気持ちだけは思いっきり饒舌に
昼下がりの墓地で二人で喋ってた。

前にも後ろにもなが〜い列が延々と続いていて、
どれだけの人が日本の“King of Rock"を悼んでいるかがわかった。

夕暮れ迫りシンデレラだった私は、
“カメ”と握手をして別れた。
(どうやってその場を離れていいのかわからなかった)

音楽が、私と佐世保を今も結んでくれていると感じながら、外苑東通りを足早に歩いていた。

写真は“かめ”が送ってきてくれた“うさぎ”

江島杉山神社だぜィ〜Baby 2009年05月03日(日)

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コンビニでスポーツ紙を買い占めて
亡き人を偲ぶ。

今日はかねてから地蔵彫り師AKIちゃんと
墨田区千歳の「江島杉山神社」へ行く約束。

ちゃんこ祭りで賑わう両国駅前を通り
回向院でありがたいお経を聞き阿弥陀如来を拝んでからいざ
江島杉山神社へ!!

そこには徳川綱吉の時代の深い因縁が今に息づいていた。宮司さんに丁寧に説明をしてもらい(役得!!)この神社の境内にレプリカしてある洞窟は神奈川県の江の島に通じていることも知り、
AKIとは「次は江の島へいこう」と話は広がりました。

それだけで十分幸せだったけどさらに幸せな縁が二人(AKIと私)を待ち受けていた。

本堂の説明を聞き終わった私たちを、そこに来ていた鍼灸マッサージのHさんとTくんが案内してくれたのです。終了時間ぎりぎりだったにも関わらず、二人は私たちの肩こりをほぐしてくれました。
いつかまた会えるよね、の言葉を胸に私たちは再開を誓って神社をあとにしました。

出会いがあるから一歩進める。

そんなことを痛感した一日でした。

一つの絶望があったからこそ大切に思える出会いでした。
写真は体が蛇で頭をもつ弁天の化身(!)

江島杉山神社は文化財の宝庫です


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