震災の後、東京はどんよりした日々が続いていますが本日は下北沢スズナリで上演中の燐光群「裏屋根裏」を観に行きました。
そこには世界がありました。
この作品がワールドワイドで上演される理由が判ります
上演は数カ国語が飛び交う作品なのですが
そんなことはまるで気にならない。
言葉の壁を超えている世界観。
役者たちがそのパーツの一つとなることを厭わずにやっている。
そこが・・・同じ役者の気分を知る者としては秀逸。
屋根裏のセットが壊れたときの解放感と火花を演出していた猪熊(燐光群の役者)さんのかっこよさに脱帽。
相変わらず愛らしい川中健太郎さん、そして韓国から参加していたユンさん、イさんもパーツとして素晴らしかった。
「ポェティックな作品ですね・・」と川中さんに言ったら「???」な顔されたのが私の幸福感を増長させ、劇場を後にしたのでした。
31日(木)まで下北沢スズナリで上演してます
観てない人はこの機会に是非!!