清水邦夫主宰の「木冬社」に私は10年余り在籍していた。その頃は、とにかく、劇団内でどのようにしていい役をもらえるかに心を砕く日々だった・・・1年に1回しかない本公演、その合間の稽古の日々、時々訓練も兼ねて行われるアトリエの試演会・・・
清水&松本夫妻が芝居(舞台)製作に全精力を傾けていたかが2016年現在から振り返ると今、眩しいくらいに判る。
今回、燐光群の坂手洋二という、これまた詩情に富んだ劇作家の決断によって「楽屋」フェステイバルは幕を開けた。
参加する18団体の清水戯曲に対する敬愛と熱量を劇場で直に感じると、自分の体が熱くなるのを感じる。
ベネックス監督の映画「37.2℃」ではないけれど、基礎体温が高く、免疫力がUPする気さえしてくるのだ。
出来るだけ多くの人に、この体験をしにいらしてほしい。5月の10日まで、世田谷区梅ヶ丘の燐光群BOXアトリエにて上演中。
12時から20時まで2時間おきに上演しているので、ふらっと来てもどれかしらの公演はご覧になれます!!
上演時間1時間余り。 一日5回公演。
通し券を購入されたお客様の伸びやかな笑い声も印象的な梅ヶ丘BOXにて。お待ちしております^^
♪♪