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南谷朝子の勝手に映画好き!

見た映画について思うがままに書いていきます。
中央エフエム【84.0MHZ】の”うら!のーとみなみずむ”でも月1回映画について喋ってます。
ブログもあるので覗いてね中央エフエム84.0Mhz


The Notebook(君に読む物語) 2005年02月23日(水)

 つまんない話なのに、どうして涙がでちゃうのよ。
 最初のタイトルロールにケミストリー音楽(?!)などという文字を見ていやな予感してたけどそれはただのおまけと知り、更にこの映画は、ストーリーをみてほしいんではない、ということに気づき、気がついたらラストで私は隣で見ていた人と共に涙していたのでした。
 ジーナ・ローランズの画面での存在感が映画を支配していました。またそうなるようにカットに余韻を残さないんですよ。ずるい。
 あ、つけたしですが、物語の主人公の男の浮気相手の女優さんの登場の一言目の台詞のトーンの素晴らしさにはKOされますよ、きっと。……72点

オペラ座の怪人 2005年02月08日(火)

 ミュージカルではあまりにも有名なこの作品。
 どうなのよ、と思って見に行きましたが、
 最初の30分、テーマ曲が初めて流れるシーンで感涙。(妹に『哀しいことがないんだね、普段』と言われた)
 この感涙は哀しさとは無縁の、あえて言うならば曲の持つリズムに突き動かされた涙・でした。
 舞台ではやり得なかったイメージを、ロイド・ウェバーが映画で実現させたのです。
 それが幕開きから最初の30分でした……と私は思った。
 本編は2時間以上あったのですが、『怪人』の生い立ちなど、なくてもいいエピソードが退屈で、差し引くとマイナスかもしれません。でも、でも、最初の30分の感涙のために2時間付き合ったっていいじゃない、ということで……78点(120点−42点。)

ネバーランド 2005年02月02日(水)

 ああ、ジョニー・デップの名前に引かれて、みてしまいました。
 美術家の本郷友美さん(リンク参照)と一緒に。
 ジョニー・デップという人は、得な体質だなあ、と、私が感心するのはどうしても男の俳優さんが多いのです。
 ピーター・パンが20世紀のロンドンで劇作として産まれるまでを描いたこの作品、
 お芝居のできるまでを知ってる私にとっては、楽屋話の細部が面白かったです。
 ビミョウな作品を作ってしまったあとの、お客さんの反応とか……ね。
 見に覚えのあるエピソードがちらほらで・・CGを使った画面は飽きさせないものでしたが、ときどきハッとさせられるような『ゴシックホラー?調の』画面に驚いてました。美術家(本郷さん)にいわせると部屋の照明方法は統一して欲しかった、と。(ジョニーの顔が時々ホラーにみえたのもそのせい!?)……68点


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