スピルバーグもユダヤ人? ポランスキーもユダヤ人。世界はユダヤが流した血と涙で未だにあふれている。と感じました。 映像の光と影が鮮やかで眩暈がする箇所もありましたが、到底主人公の心情には観客は(というか日本人は、なのか私は、なのか)感情移入しにくく、一番印象に残ったのは敵同士が同宿してしまったマルタ島のアジトで 主人公とアラブの若者がお互いの理想と国家について語り合う美しいシーンでした。 いずれにせよ、お決まりのストーリーにドキドキしながら飽きることない2時間30分。国家に雇われていながら存在していないことになっていた暗殺者の淡々とした かなしみと恐怖を私たちも知ったのでした。 なんか、アメリカが自由の国の象徴みたいに描かれていたのにはちょっと?? ま、アメリカ映画だったっけ。……66点
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