▲戻る / タイトル一覧 / 最新の10件 / ログ検索 / 過去ログ / 管理者用

南谷朝子の勝手に映画好き!

見た映画について思うがままに書いていきます。
中央エフエム【84.0MHZ】の”うら!のーとみなみずむ”でも月1回映画について喋ってます。
ブログもあるので覗いてね中央エフエム84.0Mhz


ミュンヘン 2006年02月22日(水)

 スピルバーグもユダヤ人?
 ポランスキーもユダヤ人。世界はユダヤが流した血と涙で未だにあふれている。と感じました。
 映像の光と影が鮮やかで眩暈がする箇所もありましたが、到底主人公の心情には観客は(というか日本人は、なのか私は、なのか)感情移入しにくく、一番印象に残ったのは敵同士が同宿してしまったマルタ島のアジトで
主人公とアラブの若者がお互いの理想と国家について語り合う美しいシーンでした。
 いずれにせよ、お決まりのストーリーにドキドキしながら飽きることない2時間30分。国家に雇われていながら存在していないことになっていた暗殺者の淡々とした
かなしみと恐怖を私たちも知ったのでした。
 なんか、アメリカが自由の国の象徴みたいに描かれていたのにはちょっと??
 ま、アメリカ映画だったっけ。……66点

オリバー・ツイスト 2006年02月15日(水)

 ロマン・ポランスキー監督。私が大好きな「ヴァンパイアの舞踏会」を撮った監督です。
 誰が70年代の彼から本作品を予想できたでしょう。
超大作を見せられる監督ってそうそういないと思うんですが、ポランスキーはいつのまにか、そういう監督になっていたんですね。
 苦労してない人に限って「苦しみ」を語りたがる……
。そんなことを考えさせられ、自分の歌う姿勢についても検証し直しました。
 大画面でみて大満足。偏った感情移入のない、それでいて批判精神に満ちた画面に圧倒されっぱなしの2時間。……90点。


Web Diary UpVersion ver 1.27