ケネス・ブラナーという人は 最初見たとき、シェイクスピア役者でした。 リア王の中の重要な役をやっていて、 でも奥さんのエマ・トンプソンの方がその時は 印象的で(リア王の道化をやっていた)した。
今回、モーツアルトを料理しているのですが (監督として) とてもオーソドックスで分りやすい演出でした。
とくに「悪者」側への視点がお茶目で 素敵でした。夜の女王の扱いなんか最高! 徳をたたえた王としてのザラストロの歌声は かなり魅力的で、この映画はこの人の為にある、 とさえ思わせるようなものでした。
音楽がやっぱいいからね・・・・84点。
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