なんてこった!2009年になってしまいました。
ずいぶん映画館に行ってなかったです><;
徹頭徹尾、「音」にこだわった感覚映画でした。
ちょうど去年の夏、『他人の記憶を持った赤ちゃんをおなかに授かった妊婦さんの歌』をつくった私としては興味津々。
映画の最初と最後には“あの世”を想像させるような光と靄があふれていたし、そのほかの場面はひたすら暗い・・・つなぐのは「音」・・・作品の中でキーワードになっていたのは共鳴:だった。
共鳴。最近読んだ柳田邦男のエッセイの中の言葉を思い出していた。
「人はたとえ病気になったり、老いて動けなくなったりしても心は成長し続け、死によって肉体を失ってもその人の心、生き方、言葉は、人生を共に生きた他者の心の中で生き続ける・・・」
ロケ地探しに苦労したろうなァ・・・・62点。