■ L'HEURE D'ETE
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2009年06月10日(水)
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夏時間の庭:と邦題が付けられたこの映画は、 極々フランス的であり同時代的な映画でした。
ごく普通の兄弟の会話のシーンをフランス人が撮るとどうしてこうなるのだろう・・と思って見ていました。そこに確たる「個人」が映し出されていたからです。 う〜ん。日本人にはありえない空間が。
それでも万人共通のテーマ:死別:遺されたモノと思い出:について言語を超えて感ずる箇所はいくつかありました。
最も美しかったのは子供たち(総勢11名?)が帰った後の家で、部屋の明かりをつけずに過ごす老婦人の、その部屋の色は脳裏に焼きつく程美しいものでした。
何気ない映画・・・・50点
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