たかが世界の終わり・・と邦題はついていた。
いいんじゃない?と思う。
2009年19歳で監督デビューしたフランスの若き天才
グサヴィエ・ドラン。
殆ど5人しか出演者がいない映画。
時折挟み込まれるミュージックVideoのようなシーン。
これが現代的なのかな・・・むしろ普遍的なのかな・・
音楽が切ない。と思っていたらやっぱり・・ガブリエル・ヤレドでした。
フランスの実力派が集められて、それを発揮してる。
ナタリー・バイ(La Valance以来注目してましたぁ)
ヴァンサン・ラッセル
マリオン・コテイヤール
妹役の女優さんもナイーブでよかったなあ。
家族のこころの細かすぎる揺れが、「台詞」ではなく「演技」に依るものだと感じさせてくれる。こういう映画に参加できると俳優は充実感あるだろうなあ・・と思うことしきり。
さすが、俳優出身の監督だな。と。
88点ですね。
★★