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南谷朝子の勝手に映画好き!

見た映画について思うがままに書いていきます。
中央エフエム【84.0MHZ】の”うら!のーとみなみずむ”でも月1回映画について喋ってます。
ブログもあるので覗いてね中央エフエム84.0Mhz


英雄の証明(コリオレイナス) 2012年02月14日(火)

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シェイクスピアの、この戯曲は敬遠していて読んでなかったのです・・実は。
だから、まっさらに映画として見ることができたのですが。が。まさに、The シェイクスピア劇場!です。設定は現代にしてあるのだけれど、民衆の描き方や人物同士の対立の構図なんかはストレートで小細工必要なくて・・・もうね、役者の火花のちらしあいだと思って見てれば台詞の突飛さ、スーパーリアル(現代人にとっては、ですけどね)も気になりません。
コリオレイナス(レイフ・ファインズ*監督も!)メニーニアス(ブライアン・コックス)、母:ヴォルムニア(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)など、イングランド・スコットランドの名優のそろい踏みで、贅沢この上ない映画です!

個人的に気に入ったのはアフリカ太鼓のような響きが映像とすごく合ってて、相乗効果だったこと。

85点!
(なんでマイナス15点か・・?ファンキーじゃなかったこと、かな)

In to the Material World 2011年12月16日(金)

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G.ハリソンの曲を、BEATLES の中で最初に好きになった私にとって
この映画は“贈り物”みたいな映画でした。M.スコセッシがどうしてジョージに注目していたのかが知りたくもありました。ジョンでもなくポールでもなく、ジョージに・・・。映画は3時間30という、休憩をはさむ超大作でしたが、前半はBEATLES時代、後半はソロ活動時代に分かれてて、しかも前半のクライマックスに名曲“While my guitar gently weeps"が流れるようにできていて(まさにこの曲が私にBEATLESのジョージを教えた曲だったので)、ファンは大満足・・・だったでしょうね。ほとんどがジョージの曲の海の中、ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァーがかかった時にハッとさせられました。
あと、映画の中で異彩を放っていたのはフィル・スぺクタ-のインタビューでした。思わず、彼がプロデユースした音楽を聞きたくなったもんね★

長さと比例してるわけでなく…90点です!

英国王のスピーチ 2011年07月31日(日)

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やっと見た、この映画。
2月に訪れたフランスでも相当話題になってましたっけ。
しかし、イギリス人ってのは深々とはお辞儀をしないんだな、ということが判りました。ドラマのクライマックスで“英国王”が“戦争開始”のスピーチをしにいく広間の扉が開けられた瞬間、そこに集まっていた人々の“王”に対するお辞儀は、首を垂れただけでした・・!!純日本人の私は見ていてびっくり。そしてロードショーから半年もたってるのに、下高井戸シネマが満員で補助席出ていたのにもびっくり。

スピーチの指南役・・ジェフリーラッシュ・・どこかで見た顔だと思ったら、パイレーツオブカリビアンの、あの、船長さんだった。

ヘレン・ボナム・カーターは庶民的で・・よかったなあ。実在の人物たちを『物まね』以上に自然に戯画化した演出の手法の俳優への行き渡り方に心をくすぐられました。     70点

ガリバー旅行記 2011年05月25日(水)

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「スクールオブロック」の、あの、ジャック・ブラックが・・やっぱり、最後にはROCKをシャウトする・・という、超アメリカンな娯楽映画。

なんか、やりたい放題だなあ、と思いながらも
楽しそうで良かった、良かった。
3Dだったんですが、最近の3D映画、3Dだということに振り回されて、最終的には3Dの良さを生かし切れてません。というか、途中で3DではなくてもOKな映画にならざるを得ないようです。
3Dをひっぱるのは難しいな、ということですね、はい。

ガリバーと言えば、15年前に山梨県に「ガリバー王国」というテーマパークができて、その頃ちょうどオウム事件が話題だったころで、私は勝手にそのガリバーは
麻原彰晃の顔してるんだとばっかり思っていた・・という、恐ろしい記憶があります。

余談でした。

・・映画、自由につくれたらいいな、という感想デ・・・・40点。

black swan 2011年02月25日(金)

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At first 2011 the Movie that I saw in the public Cinematekwas BLACK SWAN!!

Umm.....what should I say....
Super pop pchyco ballet story ^^;)
Very Contempolaly film,I thought.
All charactor in the film were Super Real,and
We(specterter)should suit our sense immediatement with this film.

Natalie Portman is very sensitive,and she was all time in sadness but
it was very important metaphar in this film.
Vincent Cassel(il est francais!)is very good in this film....

Je m'amusez bien; mais c'est tout... 71ten

秋立ちぬ 2010年10月23日(土)

1960年の作品です
成瀬巳喜男監督。
夏木陽介シリーズを東銀座のシネパトスでやっておりまして・・・それを拝見。
夏木陽介・・12歳くらいの出演。

舞台は銀座。
昭和な銀座。
これがなんともグッとくるんですよー、私には。
(できることなら路面電車も走っていてほしかった!)

父を亡くし長野から上京してきた親子の東京に染まっていく風をテンポ良く描くのですが、名優ぞろいなので飽きさせない。
特に主人公ヒデオの友達になる、だっこちゃんを抱いた女の子(一木双葉:・・もろ芸名!)の台詞は痛烈だったな。
「中年の女の人って、すごいんでしょ?アナタのお母さんも中年の女のひと、でしょ?」
うーーん。
無垢な子供の台詞ほど怖いものはない、です。

悪人 2010年09月19日(日)

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久しぶりに封切り映画観ました!!!

(最近、FMの仕事で試写をみることが多いんですが、その感想は中央エフエム84.0Mhz・・・http://fm840.jp/blog/minamism/・・・でチェックしてみてください。毎月第1週めが映画試写コーナーです)

それは・・・長崎出身の芥川作家:吉田修一原作『悪人』。

コンプレックス型の映画館は珍しく満員(!)

私は前から3列目で鑑賞しましたが、UPの多いこの作品、登場人物たちにグッと感情移入するには最適の席でしたョ。

TVのCMでもさんざんやってるので観た気分になってる人も多いと思いますが・・
象徴的なシーンはCMのとおり。

でも、主人公の二人以外の全員が主人公。
ということが映画をみて強く感じたことです。

それは、西彼杵郡の海だったり、背振山を夜越えることの怖さだったり・・・
出演していたすべての人が主人公でした。
ということで、妻夫木、深津、以外の役者さんの名前を羅列します。敬意をこめて。

光石研
柄本明
岡田将生
満島ひかり
樹木希林
松尾スズキ

AH~  ロケ地は通ったことのある場所ばかりで
私には臨場感のある映画でありました。

以上。

ALICE IN WONDERLAND 2010年06月06日(日)

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ジョニー・デップにあんなに切ない表情で見送られて
ワンダーランドを去っていくアリスは
後ろ髪がいくらあっても足りないだろうに・・・と。

ともかく、子供の心をもったままで大人になってる人(ほとんどの人間が思い当たる節があるでしょう)にはたまらん映画です!

大満足。

特に赤の女王のヘレン・ボナム・カーターは最高。
役者だったらあの役はやりたいと強く感じる役作りでした❤

そのほか双子の衣装、表情、体の動きのCGのすてきさ、家族を犬質(?)にされてる犬の表情のかわいさ、
魔法使いのようなチェシャ猫、
哲学的な青虫が蝶になってはばたく瞬間に
永遠を感じさせる監督の手腕に・・・・・

200点。

あ。3Dじゃなくても十分楽しめそうな映画でした。
(3Dで見たけど)

沈まぬ太陽 2010年03月18日(木)

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非常に古典的なセオリーを感じる映画でした。
その中に突然『ニョキッ』と出てくるCGの飛行機には笑いすら感じました。
どうやら原作で書かれている会社に映画の存在を全面的に拒否されているようで、その苦労と画面に出てくるもののギャップに笑いを感じてしまったのです・・・。

まず、脚本(20稿もしたらしいです)が判り易かったです!
オーソドックスな世界の中で
役者さんたちの誠実な演技に胸打たれました。
個人的には香川照之、宇津井健、山田辰夫に好感を持ちました。
なんたって…現在進行形の物語ですから。

家族でご飯を食べるシーンがいくつかあったのですが、3時間30の大作をみていてこっちもお腹がすいてしまって、メチャクチャ牛丼食べたくなりました。

う〜ん。点数ねェ・・・・45点かなあ。

アバター 2010年01月23日(土)

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2010年は「3D元年」  だといいます。
そっかー。
最終回の川崎109シネマはほぼ満席・・・!
特製眼鏡をときどき外して画面を確認しながら
楽しみました。
3Dを。
存分に。

映画の筋書きは“なんじゃそりゃ”というような内容でしたが、今回の体験はアバターなる生物が存在する星を信じられるかどうか、ということなので、筋はどうでもいいじゃん、・・ということ。

アバターの身体の動きのリズムが何とも感覚をくすぐりました。

3Dかァ。

どうなっていくのかなァ。

点数はなし。

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