1960年の作品です 成瀬巳喜男監督。 夏木陽介シリーズを東銀座のシネパトスでやっておりまして・・・それを拝見。 夏木陽介・・12歳くらいの出演。
舞台は銀座。 昭和な銀座。 これがなんともグッとくるんですよー、私には。 (できることなら路面電車も走っていてほしかった!)
父を亡くし長野から上京してきた親子の東京に染まっていく風をテンポ良く描くのですが、名優ぞろいなので飽きさせない。 特に主人公ヒデオの友達になる、だっこちゃんを抱いた女の子(一木双葉:・・もろ芸名!)の台詞は痛烈だったな。 「中年の女の人って、すごいんでしょ?アナタのお母さんも中年の女のひと、でしょ?」 うーーん。 無垢な子供の台詞ほど怖いものはない、です。
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