2月18(金)~27(日) シアターTOPS 

劇団燐光群公演

『Speak low, No tail (tale).』

「すぴぃくろう あるジャズ・バーのものがたり」「のぅ・ている いるはずだったいもうとのおもいで」

作◯小沼純一 構成・演出◯坂手洋二

2022年2月18日(金)〜27日(日)@新宿シアタートップス

数多くの著作、コンサートの監修や音楽番組の講師も務めている音楽・文芸批評家・小沼純一。音楽劇を手掛けたこともある燐光群・坂手洋二。両者が、共同創作に向かいます。

例えば、4分33秒の間演奏しないだけという、ジョン・ケージの「音楽作品」である『4分33秒』を上演=演奏しようとする人々の格闘。「犬」と「しっぽ」の関係についての、徹底的な議論と対立。それらが、音楽と非音楽の関係・対比に変容していきます。「批評性」と「自由さ」という共通項を持つ両者ならではの、社会性と芸術性を両立させ、言葉を超えた音楽的要素の可能性を探る作業でもあります。

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「すぴぃくろう あるジャズ・バーのものがたり」

時代は、1992年から2010年くらい。場所は、都市のジャズ・バー。たぶん、雑居ビルの4階か5階にある。斜めになったL字のカウンター。カウンターをはさんで、むこうに客がおり、こちらにマスターがいる。40代のように見えるマスターは、ずっとあまり変わらないかんじ。お客の中心人物・山尾は、はじめは20代の大学生のとき飛び込みでやって来る。会社員になり、やがて中年になってゆく。常連のミチとの交流、かけだしのヴォーカリストであるアキ、ミュージシャンのマサ、その他のお客たちとの交流が描かれる。ジョン・ハンディの《スパニッシュ・ダンス》がながれはじめる【1場】から、ジャズ談義、恋、仕事、暮らし。たまに行われるミニ・コンサート。それぞれの時代の社会談義、幾つかの世界での戦争が語られ、阪神淡路大震災、訪れる「世紀末」、「9.11」、等々、そしてこの店の終焉。マスターは大声で話す客を諫めることがある。「すぴいくろう、ってのはシャレじゃない。そのまま、名は体を表す、ってな。カウンターごしで、いるやつの顔がみえる。しゃべっていい。しゃべっていいけど、ジャズの、音楽を、だ。しゃべっていい。でも、大声はださない。それがスピーク・ロウ、だ。「Speak low, when you speak」ってな。」この店には流儀があるのだ。

「のぅ・ている いるはずだったいもうとのおもいで」     

ぼくには妹がいる。もともと二人で飼っていた犬がいる。家庭、というには、それぞれあまりにも自由に生きている家族たち。この犬との交流の話をもとに、「同居していない家族」という、微妙な距離の人達の紡ぎだすやり取りが語られていく。4分33秒の間演奏しないだけというジョン・ケージの「音楽作品」である『4分33秒』を上演=演奏しようとする人々の格闘。「犬」と「しっぽ」の関係についての、徹底的な議論と対立。「いもうと」が実在したかどうかを確認し合う人々。それらが、音楽と非音楽の関係・対比に変容していく。

<CAST>

鴨川てんし 川中健次郎 猪熊恒和 大西孝洋

南谷朝子 円城寺あや 中山マリ 樋尾麻衣子 山本由奈

杉山英之 武山尚史 町田敬介 西村順子

<タイムテーブル>

2/18(金)19:00(プレビュー)

19(土)14:00

20(日)14:00

21(月)19:00

22(火)14:00/19:00

23(水・祝)14:00

24(木)14:00/19:00

25(金)19:00

26(土)14:00/19:00

27(日)14:00

※2/18(金) はプレビュー。一律3,000円。人数限定・全席自由・撮影等あり。

※坂手洋二・小沼純一とゲストによるアフタートークを予定しています。日程・詳細は追ってウェブサイト等でお知らせします。

<全席指定>

一般前売 3,800円 ペア前売 7,000円 当日 4,200円

U-25/学生 1,500円 高校生以下 500円 

※U-25以下は特別価格。前売・当日共通料金。当日受付にて要証明書提示。