Flag Day~父を想う日

ショーン・ペン監督・主演の映画を観ました
原作はジャーナリストのジェニファー・ヴォーゲルが2005年に発表した回顧録「Film-Flam Man: The True Story Of My Father‘s Counterfeit Life」。ショーン・ペンが構想する事15年かけて映画にしたというのです!(その間に「博士と狂人」に出演していたり・・仕事していたんだなあとファンとしては感慨深い・・・)

映画は、”家族の物語”。しかもアメリカ史に残る”犯罪者”の家族の・・・。その、家族の物語の父をショーン・ペン本人が演じ、語り手でもある娘に、実娘のデイラン・ペンを起用。息子役にも実息のホッパー・ジャック・ペンをキャステイングしています。

ショーン・ペンの作品にはストイックな、それでいて安心感のあるカメラワークが施されていて
とても感情移入しやすかったです。そして、いつも思うんですが音楽の使い方がニクイ!
「I am sam」ではビートルズを全編で使用し、私たちを驚かせましたが、今回もクラシックからRock~カントリー~ブルースなどを適所に配し、観る側に寄り添って泣かせてくれます。
キーアイテムになるのが、カントリーロードに置かれている立て看板なのですが、いつかその看板を車から眺めたいなあと・・風景をも記憶に焼き付けてくれる情緒に溢れた映画でした!!
2022年12月23日(金)~TOHOシネマズシャンテ ほか、全国ロードショーです。

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