2021年を振り返る/

COVID-19の感染拡大に全世界が怯えた2021年。上半期は色々な計画が中止・延期・の憂き目に会いました。そしてもやもやしたまま夏に突入…世界は「経済を回す」ことにかじ取りを変更~多少のリスク覚悟で世の中が動き始めました。私の周りでもCOVID-19に罹患したグループもあり、それでもパフォーマンスへの活動は、覚悟を持って続けられました(それ以外に生きる術はありませんでした)。頑なに新年を守って閉じこもる人もいました。どちらがいいとも悪いとも言えません。ただ、生きてるってことは、遠くからみたらとても些細な選択の繰り返しなんだなあ・・・と。一人一人の選択が積もり積もって世の中を動かしていることを、ちっぽけな自分が自覚できていることが大切かなア・・・と。

4月に私の舞台生活の扉を開いてくれた劇作家:清水邦夫さんが亡くなりました。清水さん主催の劇団:木冬社を1994年に離れた私でした(離れた経緯については軽く雑誌”テアトロ”(2021年6月号)に触れてあります。それからは演出家宮田慶子さんとの縁を頂き青年座映画放送(株)に所属させて頂いていましたが、本年度を持ちまして退所させて頂くこととなりました。
旧友:浅井星光との出会いて結成したZOROMEHA企画で清水邦夫作品を現代に投影させる作業を、微力ながら精一杯続けるつもりです。また、音楽の旅(南谷朝子のシンガーソングライト活動)を介して出会った宮崎県国富町の仲間たちとの共同作業も続きそうです。改装した枕崎図書館へも再び訪れる日が近そうです。
そしてもうひとつ。
今年の6月にTN0202(2月2日生まれのミュージシャンのユニット)の中野督夫さんが亡くなりました。音楽をこよなく愛し、ハーモニーを愛した素晴らしいミュージシャン。督夫さんとの約束の地・東北へも又出向きたいと思ってます。
師走に出会った琵琶ひとひら会の川嶋さん、久保田さん。新しい旅の幕開けです。

みなさま。来年もどうぞよろしく!!!
                               Joyeux Noel にかえて。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

前の記事

Fdce公演「KUREYON」

次の記事

2022/1/1