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南谷朝子の勝手に映画好き!

見た映画について思うがままに書いていきます。
中央エフエム【84.0MHZ】の”うら!のーとみなみずむ”でも月1回映画について喋ってます。
ブログもあるので覗いてね中央エフエム84.0Mhz


今度は愛妻家 2010年01月18日(月)

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見終わって、改めて題がSUPER(秀逸)だということに気付きます。そんな映画です。

この監督とカメラさんはどうしてこんなにも「日常の隙間時間」を写すのがうまいんでしょう、そこにぐっときます。日常は隙間だらけだ、そして思い出はそこに棲むのだ、ということを改めて感じました。だから映画の風景そこかしこに既視感があるんです。

・・・なんて抽象的な感想しか書くことを許されない映画です。

具体的には役者の皆さんが上手くてよかった。
特に石橋蓮二と濱田岳はさいこー。

風景って大事ですね。         78点

パブリックエネミーズ 2009年11月11日(水)

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1930年代アメリカ
実在した強盗。
ボニーとクライド≪俺たちに明日はない≫と並んで有名な伝説の人物。

ジョン・デリンジャーをジョニー・デップが演じた。
監督はマイケル・マン。

12月12日公開のこの作品の試写に行ってまいりました。
詳しくは12月8日(火)の中央エフエム(12:30〜84.0Mghz)で喋ります〜。

続 夕陽のガンマン 2009年09月27日(日)

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副題
THE GOOD THE BAD AND THE UGLY
(善い奴 悪い奴 きたねェ奴)

1966年度 作品 本編 155分
イタリア
日本配給 ユナイト
監督  セルジオ・レオーネ
音楽  エンニオ・モリコーネ
主演  クリント・イーストウッド
   リー・バン・クリーフ
  イーライ・ウォラック

昨日、BS2でやってたんですが、1:00AM頃始まってすっかり魅了され気がついたら朝の4:00だったよー。

めちゃくちゃ面白い。
音楽と脚本が呼応しあう映画です。これこそ真髄です。ワン・テーマがこんなに印象的なことにひたすら憧れました。
こんなモノ作りがしたいです(!!)
とにかく、かかわってる全ての人が“お仕事”の“お”の字も感じさせない素晴らしさに感動。
DVD手に入れたいです、はい。
120点!!

クララ・シューマン 2009年08月18日(火)

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ブラームスとシューマン。
私はクラシックが結構好きで聴くのですが、
どちらかというとブラームスのほうが好き・・・
でも、そのくらいの知識しかなくて映画を見ていたらどんどんストーリーに引き込まれました。ほとんど史実だと思うのですが、監督がブラームス家の末裔、だけあって、ブラームスをカッコよく書いていることは否めませんネエ・・。

シューマンの妻、クララは子だくさんでしかもピアノの名演奏者であったということ。
与謝野晶子をぼんやり思い出しました。はい。

映画としては…演出がちょっと観念的だったので私の好みではありませんでした・・・・22点。

HACHI〜約束の犬 2009年08月14日(金)

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渋谷で待ち合わせするとき5回に1回は「ハチ公」で待ち合わせます。
その割に、そのストーリーについて私は詳しく知りませんでした。そして今日、逆輸入ですが「八」の物語を知りに、映画館へ。

特にリチャードギアが好きなわけでもなんでもなかったけど、映画館へ。

突っ込みどころ満載(たとえば日本人役で出ている役者さんがどうしても中国人にしか見えない、とか)の映画でしたが、“文句なく泣ける”・・・この秘密を知りたい・・と。
(だって、映画館の中の90%の人は泣いていました)

この秘密・・は「心当たりがある」というところでしょうか。画面を見ていると、小さなことは構わない、毎日を大切にしよう、と単純に思えてくるから不思議です。

帰宅後、「うちのハチはどうしてるだろう」とわが家の共存動物を眺めてニヤッとした人がさぞ多かったでしょう・・・。 50点

L'HEURE D'ETE 2009年06月10日(水)

夏時間の庭:と邦題が付けられたこの映画は、
極々フランス的であり同時代的な映画でした。

ごく普通の兄弟の会話のシーンをフランス人が撮るとどうしてこうなるのだろう・・と思って見ていました。そこに確たる「個人」が映し出されていたからです。
う〜ん。日本人にはありえない空間が。

それでも万人共通のテーマ:死別:遺されたモノと思い出:について言語を超えて感ずる箇所はいくつかありました。

最も美しかったのは子供たち(総勢11名?)が帰った後の家で、部屋の明かりをつけずに過ごす老婦人の、その部屋の色は脳裏に焼きつく程美しいものでした。

何気ない映画・・・・50点

MILK 2009年05月15日(金)

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1970年代に実在した政治家の実話に基づいたストーリー。ラストクレジットで実際の人物たちの写真を列記していたけど、どの人も似ていたなァ。

でも、B級・ケレン好きな私には物足りない映画でした・・・(m__m)

ショーン・ペンの姿勢には感心しました。
政治家MILKが残した言葉も映像を通して心に迫りました(希望ってものはそれだけでは生きられないけど、希望をなくして人は生きちゃいけないんだ、みたいな)
オペラのアリアが、いやに耳から離れません。

選挙に3回も落ちるって
どんなモチベーションになるのかをもう少し教えてほしかったです。(精神的にも経済的にも)

・・・・40点かな。

グラン・トリノ 2009年05月02日(土)

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おお!車の名前がこんなにも切なく扱われていることにひたすら感激。
(車とか電車とかってヒトの歴史に個人的にも社会的にも特別な思いを抱かせると思うんですよ、わたし)

その昔、A・ドロンだ J・ディーンだ、R・レッドフォードだって騒いでた時代にイーストウッドがこんなに素敵な作品を作り続ける監督になると誰が予想したでしょうか…

心情的・説明的シーンはそぎ落とされた展開には
(例:復讐を誓う“タオ”が“ウォルト”の家に乗り込んでくるシーンの入り方)独特の美学を感じました。

きっと説明的な役者の演技も嫌うだろうなァイーストウッド監督は・・なんて感じながら
最終シーンのグラン・トリノが水辺を走るシーンを見て
「あの海はどこだろう」と思った私は、まったくアメリカの地図に無知なのでした。(お恥ずかしい)・・・あれは、湖ですね、ヒューロン湖、エリー湖、ミシガン湖、オンタリオ湖、スペリオル湖・・どこだろうな・・・主人公はフォードの自動車組み立て工だったというのだからデトロイトの近くかしら・・

等、未だにいろいろ考えてます。

音楽はワンテーマで古臭くて、そこがCOOL!!
作詞までしてるイーストウッド監督はもはや神か。  87点。

エグザイル〜絆 2009年04月15日(水)

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香港に住む友人姉夫妻(ジャンク夫妻)のおすすめでみた「無間道」シリーズにはまった私は、香港映画の信望者になりました。・・で。ロードショーのころから気になっていたこの映画、
やっと見た!!
最初の5分を見損なったのですが、そんなことなんのその、すぐに画面に引き込まれました。冒頭から息詰まる銃撃戦をしていたのはどうやら少年時代の友人同士。ボスを撃って逃亡してるウー(彼にだけ奥さんと赤ちゃんがいる)の家族を、最終的には友人4人が守ろうとボスに立ち向かっていくという話なんですが、
とにかく、“銃撃シーンが美しい”。
最初のうちは何が何だかわからなかった室内でのめちゃ接近型銃撃戦、ホテル内での踊るような銃撃戦。・・・スタイリッシュで迫力あって。スローモーションのべたな使い方は「待ってました」と声かけたくなるくらい。
監督ジョン・トーは香港の巨匠だそうです。他の作品も見てみよう…こうやって私の香港映画熱は収まりそうにない。(アンソニー・ウォンも「無間道」の上司役でファンになり、チェックしてます、出演作)
役のキャラすべてが適切でいちいちうなずいてました。はい。
95点!!(アンソニー・ウォンは脇役のほうがいいな、と)

ベンジャミン・バトン 2009年02月11日(水)

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おとぎ話をここまででかくスケールするのはアメリカ映画だからこそ。かなりふざけた映画でしたァ。題材は小説。奇想天外。それをリアルに演じてる俳優たちは大変。ブラピは楽しめる役だったからいいようなものの、周りの人はどうだったのかなあ。でも、3時間、長くは感じなかったです。とにかくおとぎ話です。おとぎ話。あ、主人公は老人ホームで育つんだけど、そのホームは羨ましいくらい良いところに見えました。写真は若がええった主人公がバイク(トライアンフ!)に乗ってるシーン。脇キャラNO1は「雷じいさん」。   
・・・・・・22点。

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