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南谷朝子の勝手に映画好き!

見た映画について思うがままに書いていきます。
中央エフエム【84.0MHZ】の”うら!のーとみなみずむ”でも月1回映画について喋ってます。
ブログもあるので覗いてね中央エフエム84.0Mhz


善き人のためのソナタ 2007年04月06日(金)

見終った後、上半身がじ〜んと暖かくなっていた。
決してhappy Endではないのだけれど、
ベルリンの壁崩壊という歴史の転換期に生きた人々の
生きる「筋」のようなものが
しみじみと私に染み透ったからだ。
そして「善き人のためのソナタ」という題名も示すように
映画は全て「ソナタ」に捧げられていて・・
こんなにも音楽がストーリーに息づいていることに
私は感銘を受けていた。
音楽は、なんと名曲「ラ・マン」の作曲者。
90点(あとの10点は前半居眠りした自分への減点)

硫黄島からの手紙 2007年03月18日(日)

クリント・イーストウッドは
ひたすらストイックな音と映像を観客に
突きつけてくる。
こんなに見ていることが苦しい映画は
初めてだった。
美化や風化を許さない
凛とした意思のようなものが映画から漂ってきて・・
日本はどうして今更防衛省なんてものを
つくるんだろう、どうして今更昭和天皇の言葉なんかが流布したんだろう・・・
どうして、どうして・・・。
この映画には点数をつけたくありませんでした。

武士の一分 2007年03月15日(木)

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安心して見てられるエンタメ映画!でした。
出てきただけでヤラシイ三津五郎さん、なくてはならぬ下男の鏡・笹野高史さん、親戚に一人はいるおせっかいオバサン桃井かおりさん・・・目が見えなくなってからの木村拓也についていた演出が素晴らしかったです。役者は、自由にやればいいってもんじゃないのだなァとしみじみ思いました。アー、久しぶりに劇場で見れた!BSやWOWWOWでなら色々見てるのですが、やっぱり映画館で見たいものです。で、今回来た映画館が(上野スタームービー)すごくサービスが良かったので特筆します。
写真は呼び込みのオジサン。とにかく従業員の人々が一体となって映画館を大切にしてる感じでした。いい映画館です。・・・・87点。

父親達の星条旗 2006年11月27日(月)

う〜ん。
ほんとにクリント・イーストウッドがこの映画
つくりたかったのかなァ。
どうにも共同プロデューサーのスピルバーグの
匂いがプンプン。

戦争シーンは文句なしの迫力。
戦争ってのが個を飲み込んでいく様、
戦争の中の個の空しさをこれでもかと私に突きつける。

でも・・アメリカ人の作ってきた『他の戦争モノ』と
どこか違うの?と聞かれても答えが出せない感じ。

「硫黄島からの手紙」へのCM映画のようでした。
    ・・・45点。

ブラックダリア 2006年11月15日(水)

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デ・パルマが実話を題材にした!と巷で噂の。
う〜ん。久しぶりの映画は「It'sアメリカ」
のベタさ加減が、ほど良かった。

きわどいシーンも必要悪、ってことで許せたし
女優さんは最初綺麗に見えなかったけど
最終的にはまあまあ・・。(ヒラリー・スワンクだったとは!)

途中事件の手がかりとして流れる
白黒フィルムの女優が
一番いきいきして美しく見えたのが
監督の狙いかどうかは別として

とにかく白黒判りやすい映画でありました。

59点。

Nine Lives(美しい人) 2006年07月16日(日)

 予備知識なしで鑑賞。
 9つの女性の哀しみがいっぱい詰まっていた。
 何故邦題は美しい人なのか……そのままでもいいのに……。
 それにしてもハリウッドには色んな顔をした女優さんがいるんだなァ。9話めの手術直前の妻の役をやった女優さんはすごく良かった。不安と哀しみが誰にでも共有できる感覚として画面から伝わった。
 おかしささえ滲み出ていた。すてきだった。
 10話めのグレン・グロースの演じた娘に先立たれた母の話も胸に迫りました。
 うん、見終わった後から心に滲みてくる映画でした。……85点

アンリ・カルティェ・ブレッソン 2006年06月26日(月)

 写真家の勝山泰佑さんが或る朝電話をくれた。
 この間私が勝山さんの写真を「哀しい」と感じたことを伝えたから。
“この間話したみたいな事がフィルムの中にあるよ”と電話をくれた。
 シネマライズは一杯だった。 監督の視線は見えにくい映画だったけど、インタビューを受けた人々の(アーサー・ミラー、イザベル・ユペール、写真家たち)生きる力みたいなものはハッキリみえた。
 ブレッソンが言った言葉で1番印象的だったのは
「写真は被写体の興奮を撮る。とり逃がさない。」
 勘だ、とブレッソンは言う。でもその裏には緻密な計算はあるはずだ。勘という言葉にかくれているものをスクリーンの中に私は探していた。それが、生きる力だと私は表しましたが、他の人はどうでしょう。
 パンフレットが写真集で、とてもすてきでしたよ。
えーと。……79点かな。点はつけにくい。

親密すぎる打ち明け話 2006年06月13日(火)

 パトリス・ル・コントの職業的お楽しみワールドへようこそ。という映画でした。巨匠になりたいのかなァ。

 判りやすいフランス映画という意味ではフランス映画のディズニーと呼びたい。
 登場人物はみんな面白かった。
 ラスト……雨の多かったパリの風景を捨て南仏にカメラは飛びます。
 すべてが職人技。
 でも、最近の私は知性より感情に訴えるものを欲しているので……45点。

花よりもなほ 2006年06月08日(木)

 あだ討ち……しないぞっていう映画だったんですが
長屋の住人はじめ豪華キャストすぎて却って散っていました。
 パッチワークのすてきな作品をみせられたという感。
キム兄はよかったよ。蓮司さんも。……66点。

ブロークバック・マウンテン 2006年03月08日(水)

 なぜ、好きになってしまったのか、
 その問いには誰も答えてくれない。
 ただ、いとおしいと思う心の切なさは誰もが共感できるような気がした。
 ひとりひとりの切なさを、ただただ丁寧にカメラが映した。
 どの役者も台詞以外の”嗚咽”が印象に残った。
 ほとんど口をあかずに喋る主人公にいつのまにか共感していた。
 ァ、音楽があんまりピンとこなかったなァ・ジャック役の役者さん良かったけど。2人の奥さんも良かった。
重箱の隅をつついてみるような作品だったと思います。……77点

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