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南谷朝子の勝手に映画好き!

見た映画について思うがままに書いていきます。
中央エフエム【84.0MHZ】の”うら!のーとみなみずむ”でも月1回映画について喋ってます。
ブログもあるので覗いてね中央エフエム84.0Mhz


マチルド翼を広げ 2018年12月11日(火)

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2017年のフランス映画・
一年遅れで(正確には2年目)日本公開という訳です。

現代は「Demin et tous les autres jours」(明日も、それからずっと)これは、夢見がちないじめられっこの主人公マチルダにできた唯一の友達が言った台詞です。

原題のままタイトルにしてほしかったなあ。その方が切ない。・・ま、日本で上映する映画のある、ある、です。

映画はファンタジー一色ではありませんでした。
母と娘の結びつきについてずーっと考えていたくなるような、そんな重さを持った作品。
イギリスで言うとケン・ローチが題材に選びそうな・・・そんな内容をファンタジーを交えて作品にした監督のイマジネーションに乾杯したい。

ノエミ・ルヴォルスキー。母親役で出演もしています


90点!!!

オリエント急行殺人事件 2018年10月02日(火)

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ケネス・ブラナーを20年以上前に東京グローブ座で観ました。RSC(ロイヤルシェイクスピアカンパニー)の公演で「リア王」がかけられ、その中でケネスブラナーはエドガーの役を軽妙に演じていました・・・

そのケネス・ブラナー監督の映画。

豪華キャスト!しかも不朽の名作を映画化!!

1970年代には、ショーン・コネリー、イングリット・バーグマン、ヴァネッサ・レッドグレーブ、アンソニー・パーキンス・・・と。これまた豪華キャストで映画化されているんです・・・

今回は??ジョニー・デップ!ペネロペ・クルス、ウイレム・デフォー、ミッシェル・ファイファー!!
そしてケネス・ブラナー自らポワロを演じるという洒落っぷり・・です!

CGと実録の入り乱れる画面でしたが、大切な個所は心理描写が活きるようなカメラワークが施されていて、観ている私の満足を得るのでした♪特に汽車の窓越しにキャラクターたちを撮影するやり方はとてもロマンチックでミステリアス^^

とても洗練された映画でしたよ★

81点!!!

★★★

モリのいる場所 2018年03月22日(木)

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熊谷守一(1880‐ 1977)・・・最近随分この作家の絵が私たちの目に触れるようになってきたようです。
富裕層の出身であるが極度の芸術家気質で貧乏生活を送り、「二科展」に出品を続け「画壇の仙人」と呼ばれた。
昭和7年ころ「池袋モンパルナス」と呼ばれる池袋千早のあたりに80坪くらいの土地を借り家を建てた、とある。

映画はその、千早の家。
棲んでいるのは守一と家族。
緑深い庭。

そこに取材のカメラマンやら、ファンやら、前に建つマンションの業者やらが出入りする、ある一日の話・・・

映画の時間が非常にゆっくり豊かに流れるのが心地よい。現代的ではないのかもしれない・・でも、こういう映画があってもいい、と思う。

三上博史の演じた役が印象的で・・・


★★ 80点!!

50年後のボクたちは(原題Tschick) 2017年08月14日(月)

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鮮やかな、青春ロードムービーです。

場面の切り方のスピード感が私の体内リズムに合致しました♪

中学生の頃の毎日を彷彿とさせてくれるような。
今は十分パパママ世代として観てる筈なのに
14歳の少年に同化してしまう自分がいるような。

原題はTschick
転校生の名前です。
主人公のMIKEとTschickは、ラーダ(車の車種)に乗って夏休みをぶっ飛ばす♪♪
その冒険で出会えた出来事や出会えた人々のお蔭で

始まった新学期には別人のように成長したMikeがそこにいるのでした♪

MIKE役のトリスタン・ゲーベル君。最高です。その他出てる役者みな良かったなあ。

使われてる音楽が計算しつくされていて魅力的★★

リチャードクレーダーマン・・・・

そしてオルタナRock・・・

笑う。

♪♪♪
90点です!!

Just la fin du monde 2017年03月15日(水)

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たかが世界の終わり・・と邦題はついていた。

いいんじゃない?と思う。

2009年19歳で監督デビューしたフランスの若き天才
グサヴィエ・ドラン。

殆ど5人しか出演者がいない映画。

時折挟み込まれるミュージックVideoのようなシーン。
これが現代的なのかな・・・むしろ普遍的なのかな・・
音楽が切ない。と思っていたらやっぱり・・ガブリエル・ヤレドでした。

フランスの実力派が集められて、それを発揮してる。
ナタリー・バイ(La Valance以来注目してましたぁ)
ヴァンサン・ラッセル
マリオン・コテイヤール
妹役の女優さんもナイーブでよかったなあ。

家族のこころの細かすぎる揺れが、「台詞」ではなく「演技」に依るものだと感じさせてくれる。こういう映画に参加できると俳優は充実感あるだろうなあ・・と思うことしきり。

さすが、俳優出身の監督だな。と。


88点ですね。

★★

沈黙 2017年03月09日(木)

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遠藤周作の書いた「沈黙」をもう一度読み直したくなる作品でした・・・・

スコセッシにって「霧」は永遠のテーマなのでしょう。

各所に「霧」が現れて私達観客を幻惑するのですが、

私の印象に残ったのは、まっ白い砂浜だったり、
どこまでも明るい笑みを浮かべて(これが外国人が気持ち悪いと思う日本的スマイルなのか)
主人公の新譜をひったてるお役人(田島俊也好演!!)の表情だったり・・・
突然森の中で座り込む主人公を追い立てるカメラワークだったり・・・。
小さな事ばかりでした・・・

何を言いたいかと言いますと…

原作と主人公の視点を変えたことで映画は非常なる無理を強いられてしまった。ということです。

窪塚洋介演じる「きちじろー」がもっとピックUPされていいはずなのに・・・煮え切らない映画でした・・・

はい。

38点。

chocolat(ショコラ) 2016年12月20日(火)

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2017年新春第2弾ロードショーの作品があります。

ショコラ〜君がいて、僕がいる

この映画は実話に基づいて作られました。
ポスターからはベルエポックの時代・・20世紀初頭の音や匂いがにじみ出てきそうな配色です♪

フランスが各地に植民地を持っていた時代。高みを目指して「芸」の道を駆け上がろうとする”道化師”二人の友情と哀しみと愛の物語です。

主演の二人がとにかく圧巻。

「最強の二人」でフランス映画界に躍り出たオマール・シーが、住民票を持たない黒人道化師を豪快に、かつチャーミングに演じているのに対して、

喜劇王チャップリンの孫にしてサーカスの舞台に立ち続けていた役者ジェームス・ティエレの、「芸人」としてのストイックな体のつくりとリズム、透き通るような表情・・・今までどんな映画スターにも観たことのない表情がそこにはありました・・・!!

そんな二人をスクリーンでみることのできるのは至福の時でした。
だけど、感情移入を許さない映画の手法(これは監督のなせる業だと思いますが)・・・にいつまでも冷静なまま映画は終わったのでした・・・それは一冊の本を静かに読み終えた後のようでもありました。

ということで・・・71点。かな。

2017年1月21日から〜シネスイッチ銀座ほか
。。。。。

PK 2016年11月04日(金)

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この秋、最高に愉快で深くてあったかい涙の出せる映画を・・・!!

PK =インド映画です。
PKって「よっぱらい」という意味だそうです‥インドでは。

インド映画はわけもなく踊りだす凶暴な映画・・という私の先入観を完璧に払しょくしてくれました★

主人公がこの世に落ちてきたところから物語が始まりますが、同時に一人の女の子の恋物語も並行して進んでいくのであります。

その二人がインドの雑踏の中で出会い、そして物語はどんどん色々な色の糸を織り交ぜて織られていく…♪

その糸の色が1本1本とても豊かで鮮やかな色を発色してくれるので映画の画面にくぎ付けになるのです。

テーマは一言で言うなら「宗教」!!!
インドで宗教を扱う映画がHITするとは。インドという国の懐の深さに感服します。

「神はいるのか」という、人類史上・永久不滅のテーマにインド映画がミュージカルという形で切り込んだ!!

音楽の素敵さも★★

とにかく観て下さい。泣いてください^^

10月29日からロードショーしてます
恵比寿ガーデンシネマ、楽天シネマ錦糸町など。


170点つけちゃう。

The Rainbow Thief 2016年10月19日(水)

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なんと、26年越しの上映だという

ポドルフスキーの「虹泥棒」

http://www.uplink.co.jp

渋谷UP LINKで上映されます。(11月12日〜)

出演している名優に見とれてしまいますよ♪
(オマー・シャリフ、ピーター・オトゥール)

そして、なんといっても、全編流れている音楽が切ない

そして映像が日本人の私にはなんともノスタルジック♪
(ロケはポーランドのグタ二スク)


ポドルフスキーが英国に呼ばれ監督した初メジャー作品がアメリカと日本では上映されていなかった・・・んですね。

84歳の今も活動し続けてるポドルフスキー恐るべし。


大怪獣モノ 2016年06月21日(火)

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アメリカのCG駆使した「ゴジラ」がロードショーになった時に河原監督は「これにのっかるぞ」と思った、と談話してます(笑)

どこがのっかってるんだ!と罵倒したくなるような愛しさに満ちている映画です。

そして、友情出演の多いことから、この映画を世に出すためにいろんな人の思いが詰まっていることが伺われます。

TV創世記を思わせる「怪獣映画」ですが、時事ネタも満載。STAP細胞やら、地球温暖化やら・・・

そんな中、“怪獣を倒すのがプロレスラーだ”という結論はプロレスファンが大喜びするネタではありませんか。
いやはや。
結末のつけ方はとてもおしゃれです。

とにかく映画館で観てください^^できれば子供たちと一緒に^^

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